弁護士　菅野　園子


　新型コロナウィルス感染拡大後、それぞれのご家庭がおかれる状況も激変しています。
　こども園等の休園、小中高等の休校によって、子どもの精神的なフォローも含め、家事と育児の負担は増加しています。
　介護をされている方であれば、感染拡大防止のため、介護事業所のサービスが利用しにくくなるなど、ご家庭の介護負担も増加していることもあると推察されます。リモートワーク等在宅で勤務を開始された方について、もちろん良い面もありますが、在宅で仕事をしながら家事育児を行うというのは並大抵なことではありません。他にも仕事の負担増や、収入の減少などにより、家庭内のあつれきが増し、あらためてご夫婦の性格の不一致が浮き彫りになったり、配偶者や子どもへの暴言、暴力、経済的な虐待など、離婚を選択せざるを得ない場合もあるかと存じます。
　コロナウイルスのため外部に援助を求めたり相談をしにくいという状況があり、大変なストレスを抱えながら生活をされている方もおられると思います。
　今後の生活や離婚への道筋など、弁護士に相談をご希望の方は、是非ご相談下さい。